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2009年01月05日

●悪魔の手毬唄

去年から楽しみにしていた「悪魔の手毬唄」。
ママも祖母も横溝正史が好きだったらしく、家には横溝作品がたくさんあったのですが、「原作に忠実に映像化されてるらしいから、別に活字で読まなくてもいいじゃない」と、私がそれを読むことはありませんでした。
因って、今回の「悪魔の手毬唄」も予備知識無しで見ることになるわけで、「悪魔が来たりて笛を吹く」のときのような失敗をしないよう、殿方にも「TELしてくるんじゃねぇ」と宣言し、心静かに、迷いも、憂いもなく、OAの時を迎えました。
オープニングのご恒例となった金田一と横溝の会話を見ながら、ママがワイングラスを傾けていた。
金田一が今回の舞台である、鬼首村に到着した・・・そのとき、事件は起きた。
ワインで上機嫌になったママがとんでもないことを言い出した。
「このピーがね、ピーだから殺すんだよねー」
一応、まだ見てない、読んでない方のために自主規制しましたが、実際には、モロ、言ってました。
「ママ・・・?」
「あー、ごめん・・・かれん、見たことなかったんだっけ?」
「ひどいよ・・・犯人だけじゃなく、動機まで言いやがったし・・・」
「ダイジョウブ、まだ謎解きが残ってるでしょ?」
「・・・オープニング5分で、ネタバラシしといてその態度、どーよ?」
ママに殺意を抱いてしまいました。
これで私がママを殺っちまったら、稲垣吾郎似の金田一耕助が事件を解決にきてくれるでしょうか?

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