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2008年11月23日

●万感の思いを込めて

前夜から続く、狂喜の宴です。
カラオケボックスに3時間・・・誰一人歌わず、歌本さえ見ずってどうよ?
とりあえず、参加しちまったメンツは・・・シモネタクィーン・かれん、真夜中の羅針盤・どっしー、しゃべるプロ野球名鑑・土方さん、嵐を呼ぶ男・太郎校長、暗黒皇太子・樹さん、男前豆腐・ざっきー、(声の出演・サツキ)そして、まな板の上の鯉・スクネ。
各自に命名したキャッチフレーズや詳細や、なんやかんやは、報道規制が入ってるようで、どこまで書けるのかわかりませんが、それはまた、別の話。
万感の想いを込めて鳴ったのは、部屋の電話だった。
どっしーが電話を取り、「もういいよね?」
太郎校長以外、全員、黙ってうなずいた・・・そう、太郎校長はすでに撃沈していたのだ。
屍と化した太郎校長、屍寸前のスクネを促しつつ、支払いを済ませる。
私、どっしー、土方さんはホテルへ、嵐を呼ぶ男、暗黒皇太子、男前豆腐、まな板の上の鯉はネットカフェかなんかに行くということだった。
「あ・・・マネーが・・・」
樹さんの財布がからっぽだった・・・暗黒皇太子のくせに。
セブンイレブンを求め、深夜のアーケードを彷徨う樹さん、追いかける私たち・・・そして見失った。
「いーつーきーさーん」
梅田の空に響く、私のしゃがれ声・・・アルコールとニコチンで、生身の体の私ののどは完全にヤられてしまっていた。
樹さんがマネーを手にしたであろうセブンイレブンの先には、landrニイさん&大人兄ちゃんが撃沈しているであろう大東洋がそびえ立っていた・・・
「あそこに行くと、機械の体をタダでくれるって騙されて、男子トイレのネジにされちゃうから、俺たちはネットカフェに行く」
ざっきーは心に誓っているようだった。
やがて、みんなと合流しようとして、近道をして戻ったら行き違いになって、結局のとこをプチ迷子になった樹さんを発見・・・暗黒皇太子のくせに。
3時間の健闘を称え合い、「みんなありがとう」なんてスクネに言われ、いやいや、こっちそこ、一番、眠たがってたのを主役にしちゃって申し訳ないくらいなのに、こんなことを言うスクネの純粋さが10年経っても変わらないことが嬉しかったり、そういうとこが相変わらずカワイイやつだなぁなどと、思いながらホテルへ歩き始めた。
もちろん、先頭は真夜中の羅針盤・どっしー・・・だったのだが・・・
「タクシー、拾おうか?」
どっしーが口を開いたのは、10分らい歩いた頃だっただろうか?
「そうだね・・・もう限界だね・・・この人・・・」
「口数、少なくなって機嫌も悪くなってきたよ」
・・・私ですかー。
ごめんなさい、その通りです。
とゆーわけで、私の歩き方がグダグダになってきていて、このまま歩かせておくと、どんなワガママをぶっこいたり、暴れたるするかわからないという、どっしーと土方さんの賢明な判断でタクシーを拾った。
部屋に入ってタバコを吸って、化粧も落とさずにベッドに入り、目が覚めたら朝だった。
喫煙ツインと禁煙シングルだったため、私の毒ガス攻撃は土方さんが食らうことになっていたので、とりあえず、どっしーにTEL。
「今、起きた・・・何時?・・・え?8時半?とりあえず、荷物まとめたら、こっちに部屋においでよー」
言うだけ言って、また寝ようとする私、そしてそれを全力で止めようとする土方さん。
シャワー浴びて、身支度を整えながら、とりあえず、梅田近辺にまだ居そうなメンツにTELしてみる。
大東洋の大人(notイモ)コンビはどちらも電波の届かない所に居るか、電源が入っていませんでした。
おっし、ネットカフェチームだ・・・太郎校長しかTELがわかんないので、かけてみた。
「太郎校長、今どこ?」
「切符買って、帰るトコ・・・みんな?あれから、ネットカフェがいっぱいでバラバラになっちゃったんで、他の人がどうしてるかわかんないんですよ」
ネットカフェチームは、あの後が更にあったらしいが、それはまた、別の話。
ネットカフェチームで連絡先を知っていたのは太郎校長だけ・・・とりあえず、連絡先のわかりそうなトコにTELすれども、みんなだま撃沈してるらしく、ことごとく留守番電話サービスセンターによる対応だった。
ようやくMas君に繋がって、ざっきーに連絡を取ってもらえることになったとき、部屋をノックする音。
「はーい、今あけるねー」
隅っこで着替えてた土方さんが、鍵を開けてくれるようだ・・・と、床には、ついさっきまで土方さんが履いていたと思われる、おぱんつ。
「ぎゃー、ちょっと待って、どっしー、ちょっと待っててー、土方さん、それはセクハラですよー、おぱんつ、履いてくださいー」
そのときのことを、どっしーは「中でかれんがなんか叫んでる」と思ったらしい。
土方さんの説明によれば、私が目撃したブツは確かに、脱ぎたておぱんつではあったが、入り口のドアの横に置いたバッグに着替えが一式入っていたため、おぱんつはもちろん、衣服を着用してからドアを開けるつもりだったそうだ・・・が、真相は土方さんのみぞ知る、というところだろう。
チェックアウトまでの時間、3人でまったりしてると、ざっきーからTEL。
もうちょっとしたら、合流できるということだったので、梅田に出ることにした。
その間、大人(notイモ)コンビにTELをするも、相変わらず、電波の届かない所に居るか、電源が入っていなかった。
梅田の地下街を、とりあえず、何か食べようと、タバコの吸える店に行こうと、適当な店に入り、土方さんがレジに並び、私とどっしーで席を取りに行ったら、大人兄ちゃんからTEL。
「大人兄ちゃんたち、今、どこに居るの?」
「真後ろだよ」
振り返ったら、土方さんの後ろから、landrニイさんが笑顔で手を振っていた。
私たちも振り返したら、なぜか土方さんが手を振ってきた・・・土方さん、あなたじゃないんですよ。
大人(notイモ)コンビの分の席も押さえ、ふたりに駆け寄る私とどっしー・・・真後ろに、landrニイさんたちがいるのに、ぜーんぜん気づかない土方さん。
「志村ぁー、後ろぉー」
それから、ざっきーが樹さんを捕獲して合流。
2次会以降の、各自の出来事を報告し合って大爆笑したのだが、、それはまた、別の話。
更に、サツキも合流し「これって5次会?」。
メトロポリス発、松本行きの高速バスの予約TELをしたら、最終はすでに満席で、その前の17時発を押さえた・・・ということはですよ、15時までに大アンドロメダを出て999号に乗らないと、10年前同様にかえれんになってしまうということなのです・・・ってゆーかね、ホントは999号よりも安いやつでメトロポリスに戻ろうと思ってたんだけど、それだと14時前には大アンドロメダを出ないと間に合わない。
だけど、みんなと離れがたくて、ずるずると・・・「ええい、金に糸目などつけずに、999号で帰るぞー」ということになったのです。
時計を気にしながら、電脳世界から現実世界まで、クラスメイトに関るあれやこれやを話したりして、あっという間に、タイムリミット。
名残を惜しみつつ、どっしー、サツキ、ざっきー、樹さんに見送られ、999号のホームまで見送ってくれるというlandrニイさんと共に改札を・・・って、landrニイさん?
landrニイさんが見当たらない。
人ごみに紛れてしまっているのかと、あっちや、こっちを見回して見あたらない。
「別れが切なくて、どっかで泣いてるんじゃん?」
「ジュースでも買いに行った?」
なーんて言いつつ・・・見つからない。
「先にホームに行ってたらギャグだよね」
「・・・landrさんにTEL繋がった・・・え?ホームに・・・いる?」
「きっと、今までのオフでさんざん、迷子だの、遅刻だの、探し回るばかりだったから、たまにはlandrニイさんも探されたかったんだよ」ということで納得。
時間も押してきたし、「それじゃあ、また」の「そ」の字を言おうとした瞬間だった。
「うぎゃあ」
久しぶりにせーかんたいであるところのうなじを刺激されました・・・大人兄ちゃん、タスクさん、土方さんによる、諏訪湖畔制汗スプレー性感帯襲撃並の刺激でした。
犯人はサツキでした。
「あたし、ちびっこいから、存在感、薄いんだもーん」
この際、はっきり言っておこう。
「サツキよ、確かにボディはちびっこいかもしれないが、存在感は特濃だから心配するでない。」
landrニイさんに見送られ、999号に乗車。
今度こそ本当に、万感の想いを込めて汽笛が鳴った・・・ような気がした。
メトロポリスまでの999号の中、「なんかさ、すげーハイテンションで疲れたけど、キモチイイー」なんて話を、大人兄ちゃんと延々していた横で、土方さんは口半開きで爆睡していた。
次にこうやって集まるのは、どれくらい先だろう。
今回、会えた面々、残念ながら会えなかった面々・・・住んでるところも、生活も、みんなで集まってた頃とは違うから、全員が、いっぺんに集まるのは、難しいかもしんないけどね、また会えたら嬉しい。
準備した人たち、ほんとにありがとう。
最後にこれだけは記しておこう。
TELしてくると言っていた真昼姫がTELをしてこなかったのは、きっと、カニを食べるのに忙しかったんだろう。

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コメント

こんばんは!
お変わりなく、お元気でいらっしゃいますか?

先週、ヒラコーと会いました^^

すみません・・・・ミクシィ大変ご無沙汰しております・・・

最近、復活してみようかな☆なんて思ってみたりしてます☆

いつも、いつも、困ったときばっかりでごめんなさい・・・

わたし、かれんさん好き^^

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