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2008年11月02日

●晋山式

菩提寺のご住職の晋山式でした。
・・・新しい住職が就任する際の儀式のことを晋山式というのだと、初めて知りました・・・
菩提寺にはもう3年くらい前から居られたんだけどね。
菩提寺のこういうイベントもそうそうあることではないし、何より法事やアレコレで顔を合す機会が多かったし、年齢も近いせいか、ご住職は親近感があるのね。
以前はサンパウロに赴任していたこともあったそうで、そのせいか、お説教もすごくわかり易くで、聞いていて楽しい。
・・・殿方どもに至っては、法事の後、ご住職を囲んでガンダム談義とかしてたこともあった・・・
そんなご住職のハレのを祝いに、着物なんぞ着て、ママや殿方どもと一緒に行ってきました。
お練り行列の出発地点に行くと、お稚児さんがわらわらして、笙とか持ったお坊さんたちや、なんかすげー傘とかあったりして、雅なムードと、慣れない大役を仰せつかったのか、檀家のおじさんとおぼしきか方々のテンパってるムードが漂っていました。
そこに本日の主役が登場。
「お、着物で来てくれたの?」
緊張してるかと思ったら、いつも通りの笑顔でご住職が声をかけてくれた。
その後もお稚児さんの子供たち「○○、似合ってるぞ」とか、「○○、今日はおしとやかだな」なんて声をかけたり、檀家さんたちと談笑したりと、テンパりムードの檀家のおじさんたちとは対照的にリラックスムード・・・格好は、流石に主役だけあって、いつも見る袈裟とは違う、見事な刺繍の入った袈裟に、名称はわかんないけど、お刺身が乗ってそうなすんげぇ帽子に、平安チックな靴を履いて、まさに「本日の主役」という雰囲気。
年配の檀家さんから、若い世代の檀家さんまで、幅広い年齢の人が来ていて、それが「菩提寺の一大イベントだから」というんじゃなく、みんな、ご住職のハレの日を、ひと目見よう、祝おうという気持ちで来ているのは、やはりこのご住職の人柄のなせる業なのだと思いました。
お練の行列がお寺に着き、ご住職がお寺に入るときはちょっと感動しました。
ご住職の大切な日が、穏やかで暖かな日差しのとても良い天気で、ほんとに良かった。

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