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2008年05月24日

●サーターアンダギーミックスで

以前、高校んときの先輩が沖縄出張のお土産にと、サーターアンダーギーミックスをくれた。
しかも、大量に。
サーターアンダーギー、大好きなんだよね。
なんだったか覚えてないんだけど、先輩から出張中に頼まれごとをして、お礼にお土産を買うと言われ・・・でもね、私にとってはホント、高校んときはもちろん、大学に入っても、学校こそ違ったけど、サークルで顔を合わす機会が多くて、お世話になったし、普段は多くは語らないタイプだけど、ここ一番ってときには大事な言葉をかけてくれるのね。
恩人でもあり、大好きな人だから、頼まれごとくらい、喜んで引き受けたいわけよ。
お土産なんて気を使わないでいいよって思ったから、ワザと絶対に買ってこれないであろうサーターアンダーギーをリクエストしたら、沖縄にはサーターアンダーギーミックスなんてものが売ってるそうで、プレーン、黒糖、かぼちゃなど、これでもかってくらい買ってきてくれたのです。
当然のことながら、いくら好きでも食べきれず、小麦粉とか、砂糖とかと一緒に、キッチンの棚に並んでいるサーターアンダギーミックス・・・そのパッケージに先輩の顔が浮かんで、申し訳ないと思っていたんだけど、「ホットケーキミックスでパウンドケーキ作る」というのをあっちこっちのブログで見かけ、「サーターアンダーギーミックスでもできるんじゃない?」などと思ったわけです。
最初のイケニエは黒糖味。
たぶん、サーターアンダーギーミックスはホットケーキミックスよりも砂糖が多く、ベーキングパウダーが少ないだろうという殿方のアドバイスに基づいて、砂糖を少なく、ベーキングパウダーを増量してみた。
とりあえず、生地を作ったところで、なーんか固いカンジなので牛乳増量。
こんなにテキトーでいいんだろうかと思いつつ、「お菓子作りが得意なの」と公言し、型抜きクッキーさえレシピ本を見ながらでないと作れないのだが、作ったお菓子を狙った殿方にあげて、そしていつも撃沈するのだが、何を根拠にしたのかわからないが、「私はかれんちゃんよりカワイくてモテる」と上から目線で接してきて、おまけに、私が放課後に殿方との逢瀬のお約束があることを嗅ぎつけると、なんだかんだと引き止めて、待ち合わせに遅刻させるという荒業を繰り出すつぶれアンパンのような顔立ちの素敵な同級生がいたため、お菓子作りという行為にある種のアレルギー反応を示してしまう私としては、「お菓子作りが得意とか言うなら、基本はもちろんだが、レシピはないものでも作るのが本当だとう」と思う気持ちがあり、なんとなく、挑んでみた。
オーブンに生地を入れならが、心の中でつぶやいた・・・「女には、負けるとわかっていても戦わなくちゃイケナイときはあるのよ」。
30分後、オーブンから出てきたのは黒糖味の美味しいパウンドケーキでした。
今度、先輩が帰省するときには作って食べさせてやろう。
殿方にもアドバイスのお礼に食わせてやろう。
・・・分量がテキトーだから、同じものができるかわからないけどね・・・

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