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2008年04月28日

●大人の階段上れません

1ヶ月ほど前、久しぶりにすけちゃんに会ったとき、彼女が熱く語ったのは「ひとカラ」の魅力。
ひとカラ・・・それはひとりでカラオケに行ってひとりで歌うという、すけちゃん曰く「大人のたしなみ」だという。
コトのハジマリは・・・
3月生まれのすけちゃんの元に行きつけのカラオケ店から「お誕生月は室料半額またはカンパイドリンクサービス券」が届いたので、同じく3月生まれの友達と行く約束をしたそうだ・・・それもすけちゃん自身の誕生日に。
当日、お店のロビーで待ち合わせをしていたところ、友達からTEL・・・ご家族が体調を崩し、病院に連れて行くので少し待っていてほしいということで、すけちゃんはロビーで待っていたそうだ。
マンウォッチングが好きなすけちゃんは、店に訪れるお客さんをウォッチングぅ~(エドはるみ風)していたところ、意外にもひとりで来店する人が多いことに気づいてしまった。
最初はリンフー(すけちゃん的語で倫理から外れた、人の道から外れた恋愛を指す)な男女の待ち合わせかと思っていたけれど、どうやらそれだけではなく、ひとりで入店し、ひとりで歌い、そしてひとりで帰って行く人が多数存在するという。
そこに待ち合わせていた友達から、再びTEL・・・ご家族の体調が思ってたよりもよろしくないため、カラオケはキャンセルしたいと。
病気じゃ仕方がない・・・すけやんは友達の申し出を快諾すると、すかさずフロントへ。
「連れが後から来ることになっているんですけど、もし、こなかった場合の料金はどうなるんですか?」
その場合、人数分・・・つまり、おひとり様料金だけでいいという、すけちゃんの希望通りのお答えに、「じゃあ1時間、お願いします」と、どきどきワクワクしながら、ひとカラワールドで足を踏み入れたそうだ。
最初は戸惑いを感じたものの、ひとたび歌いだすとへっちゃらで、順番も気にせず、選曲も気にせずに歌えるし、練習だって、同じ曲を3度歌ってもいい・・・あっと言う間に、ひとカラワールドの虜に。
「すけちゃんは・・・誕生日にひとり淋しくカラオケしちゃったんだ・・・」
「淋しくなんかないわよー、大人の階段上るってカンジ。」
「君はまだシンデレラだったのね」
「踊り場で足を止めて、時計の針を気にしてもう1時間、延長しちゃった・・・うふっ」
大人の階段を上ったすけちゃんは、更に、持参した「お誕生月は室料半額またはカンパイドリンクサービス券」で当初の予定だった室料半額を撤回し、カンパイドリンクに変更・・・ひとりカンパイまでやってしまったそうだ。
その後、2ちゃんとか見たら、ひとカラスレが立ってたりするのを見て、日本全国に同士が数多くいることを確認して嬉しくなったらしい。
「あんたも早く、大人の階段を上ってごらんなさい」と、すっかり大人の女になって上から目線なすけちゃん・・・・・・それって、どんな大人の階段よ?
私はまだまだ、大人の階段は上れそうになく、今日はしるたちとカラオケに行ったのですが、私にできたことといえば、ひとりバービーボーイズ・・・ってゆーか、殿方が全員、コンタさんの声の高さに撃沈したのですが・・・。
すけちゃんに報告のメールをしたところ、返ってきたのは「精進したまへ」というヒトコトだった。

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