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2008年04月23日

●愚問

昨日の本村洋さんの会見の中で、「刑罰はどうすれば私たちが安全な環境を作れるかということを考える契機にならなくてはいけないと思いますので、そういった方に社会が向いていくことを望みます。」という言葉がとても印象に残った。
死刑があってもいいと思う人も、廃止すべきと思う人も、目指すところは一緒なんだよね。
自分がいる場所から目的地まで、右側ルートを使って行くか、左側ルートを使って行くか・・・みたいな。
言いたいことがすごくまとまってて、伝わる会見だなぁ・・・と殿方と一緒に会見を見ていたのですが、記者の質問のとこで、ふたりして口がぽかーんとなった。
「ハードルが外れ、今後、少年の死刑判決が続くと思いますか?」
愚問というのは、まさにことのとだと思った。
この質問した記者、アタマ、おかしいんじゃない?
質問の前に本村さんの話してる内容から、この質問は必要はないと思うし、そもそも、これは本村さんに質問する内容ではなく、判決を下した裁判官や弁護団にする質問じゃない?
話によれば、この愚問をした記者は朝日新聞だとか。
記者の仕事ってさ、取材して、記事書くことでしょ?
取材対象の話、聞けよ・・・とか思いました。

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