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2008年03月25日

●それぞれの野望

猫派だけど、ミニチュアダックスフンドを飼いたいかれんです。
ディズニーの「101」の公開から1年後くらいに、マイクロソフトの本社に出張に行った殿方からの電話の第一声は、映画効果で飼い始めたけれど、手に負えなくなって捨てられた野良ダルメシアンが公園にあふれるという、意味があるんだか、ないんだかわからないものだったのですが、それを思い出し、現在、虎視眈々の、どこかに野良ミニチュアダックスフンドがいないかと狙っているわけですが、なかなかいないですね。
「猫がいるでしょ」と猛反対のママですが、反対をしている割に、「ミニチュアダックスフンドを飼ったら・・・」という話になると、なぜか盛り上がります。
「名前はシゲオね・・・シゲちゃん、おいでって呼ぶのよ・・・あ、かれんたちはちゃんとミスターって呼ばないとダメよ?」
・・・ママ・・・私、ミニチュアダックスフンドにはバティって名づけたいんですけど・・・
私の真っ当且つ、切な訴えを聞いてるのか、聞いてないのか、ママはうっとり顔で、ミニチュアダックスフンドのシゲオ・・・もといミスターとの楽しい生活に想いを馳せていた。
そんな、飼い主無視のママの野望を殿方に話したところ、「どーせ、俺が散歩とか行かされるんだよな・・・じゃあ、散歩のときに名前を聞かれたらカケフですって言っとこう」などと、ママが知ったらブっ飛ばされるようなことを言い始めた。
「殿方、怒られるって、出入り禁止になるって、あの人、ミスターがらみだと常識、カっ飛ぶから」
「大丈夫、大丈夫・・・名前はカケフ、ミスターと呼んであげてくださいって言えば、ママが気づく頃には、カケフが浸透してるから・・・いいじゃん、カケフシゲオで。」
そして、ここにも野望がまたひとつ。
「ってゆーかね、ってゆーかね、みなさん、お忘れのようですが、飼うのは私なんですよー」という言葉も、各々の野望の前には風の前の塵も同然な気がしてきた。

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