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2008年03月23日

●速水君の引越し

速水君の引越しのお手伝いに行ってきました。
といっても、しっかり者の速水君らしく、私と土方さんが行くと、もうほとんど終わっていて、キッチンのシンクを磨いたり、掃除機をかけたりする程度のお手伝い・・・ってゆーかお手伝いって呼べるかどうかもアヤシイ程度のお手伝いでした。
引越し屋さんが荷物を取りに来るまで、今回は手荷物で運ばれることになった速水君のペット・ぎょぴちゃん(アカヒレ)を眺めて、3人でダラダラとしゃべってたりして・・・特に何かするわけでもなく、床に座って話してる、それだけなのにとても楽しくて、何時間でもこうやって過ごしていられる友達が居るって、幸せだよなぁ・・・なんて思ってみたり。
「そういえば、ここにどのくらい住んでたんだっけ?」
「2年くらいかなぁ・・・」
「そっか・・・」
そんな会話をしながら、窓の外を眺めると、目の前には2年前の夏、土方さんと2人でかけずり回ったイベント会場・・・ん・・・2年前の夏?
灯台下暗しとはまさにこのことだ。
思わず速水君に詰め寄り、「こんな近くにいやがったのか」から始まって、「あの日は暑くて死ぬかと思った」だの、「ハイヒールで階段をコケそうになった」だの、理不尽なことまで言いいながら、自分たちの灯台下暗しっぷりを笑った。
そして、荷物を運び出し、鍵を返し、部屋を出る・・・「お世話になりました」と鍵を渡してる速水君の姿を、目に焼き付けた。
それから3人で上野に繰り出し、御徒町を散策したり、上野公園で少し早めの夜桜を見たり・・・。
長野はまだまだ咲きそうにないから、もう、嬉しくて仕方がない私。
「上野動物園って言えば、昔、黒豹が逃げたんだよね」と突然、土方さんが言い出した。
「へー、そんなことがあったんだ」
「あたしも知らなかった」
「え?知らないの?昭和11年の3大事件ぢゃん」
・・・昭和・・・11年って・・・生まれる前もイイトコです・・・
70年代後半生まれだと言う土方さんの年齢に大いなる疑問を抱く私と速水君をよそに、涼しい顔で語り続ける土方さん。
「ちなみに、あとふたつは阿部定事件と226事件ね。」
絶対に、土方さんは戦前生まれだと思った・・・きっと速水君も同じだと思う。
土方さんの年齢を追及しつつ、上野の焼き鳥屋さんへ。
恒例の「ムチャな召集TEL」をしたりして・・・そこから先は、ごめん、覚えてません。

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