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2007年12月16日

●でたぁ

出ました。
出ちゃいました。
泊ってた新宿の某ホテルに。
「さぁ、寝よう」と、ベッドに入ったらなんかキューキュー音がする。
最初は隣りの部屋とかの浴室の蛇口をひねる音だろうと思っていた。
何度も聞こえる。
ってゆーか、壁越しの少しくぐもった音ではなく、明らかに、自分のいる空間から聞こえる。
よーく聞いてみると、女の人のすすり泣きなのです。
洗面所の手前のあたりが発信源。
ベッドからはだいぶ離れているから、もう、聞かなかったことにして寝てしまおうと、頭からすっぽり、布団をかぶって、羊の数を数えてみた。
幸い、すすり泣く女性は近づいてくる気配もなく、同じ場所で泣いている。
早く・・・一刻も早く眠ってしまわなくては・・・
焦れば、焦るほど、眠れない。
そして、私の限界が訪れた。
「カッターン」
私のベッドの横の床に何かが落ちる音。
もちろん、落ちるものなんか何もない。
もう、前後の見境なく、隣りのベッドで安らかに眠っている殿方を叩き起こしました。
後に聞いたところ、そのとき私は「なんかアウアウ言ってた」そうです。
殿方、起きませんでした。
とりあえず、バッグの中から東京ボーズコレクションの会場でいただいたお線香を焚き、耳を塞いで、孤独に恐怖の一夜を過ごしました。
こいうことに鈍感な人って、うらやましい・・・

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