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2007年11月07日

●強制的善意

先日 、税務署に行ったら、カウンターんとこに赤い羽根共同募金の募金箱があったので、「そんな時期なのね・・・」と思いながら、お金を投入。
日常的に募金活動に積極的に参加しているワケもなく、気分でやってるタイプなのですがね・・・「身元がハッキリしていて、お金の行き先がちゃんとわかる団体」という自分なりのガイドラインを満たしたとこに、自分の納得できる金額を投入する主義です。
赤い羽根をもらって、「いい人ぶっちまったぜ」とか思ってたわけですよ。
そしてコトが起きました。
眩暈がするので寝ていたら、自治会長さんの奥さんが訪ねてきた。
ドアを開くと、いつもはポストに放り込むだけの市の広報誌を差し出し、続けざまに「赤い羽根共同募金・・・1000円をメドにお願いします」と、茶色い封筒を差し出した。
・・・待ってくれ、考える時間をくれ・・・今は頭がフラフラするんだよ・・・
「いつまでですか?」
「今すぐ」
・・・選択の余地ナシ・・・
一刻も早くベッドに戻りたいので1000円札を封筒に投入し、お帰りいただいた。
・・・なんだろう、なにか違和感を感じてならない・・・
・・・この納得のいかない感じはナニ?・・・
ぐわんぐわんする頭で、ひとつひとつ整理してみた。
「1000円強制徴収っておかしくない?」
去年は500円だった。
しかも、「募金してくれる人は500円からでお願いします」って、選択の余地アリだった。
おまけに私は、すでに赤い羽根共同募金に対して、自分の納得のできる金額を募金済みなのだ。
募金を集めることは悪いことではない。
だけど、募金というものは任意で行われるものであって、協力の有無、金額というのは各自の価値観、責任のもとにあると思うのね。
そりゃあ、お金はないよりあったほうがいいし、1円でも多く集めたいという気持ちはアリだけどさ、こういうヤリ口は気に入らない。
赤い羽根共同募金をまとめてる団体は「社会福祉法人 中央共同募金会」ってとこになるのかな?
中央共同募金会、あるいは長野県共同募金会ではこういう集め方を指示していないのかもしれませんが、善意を強制する集め方をしている現実がある以上、悪いけど、もう募金はしたくない。

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