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2007年08月13日

●星に願いを

長野の七夕は8月。
七夕だけでなく、ひなまつりも1ヶ月ズレる。
理由は知らないけれど、昔からそうだった。
そんなわけで、最近は全国基準の7月にやるとこも増えたけど、昔ながらの8月に七夕イベントをやるところも健在な長野県。
ママたちも美術館で短冊を書くイベントをやったそうです。
そこに参加していたママの仕事仲間・・・つまり皆さん、書家の先生方が実家にお越しになっていて、そのときの話をしてくれた。
「どんな願い事、書いたんですか?」
日展に何度も入っている先生、お弟子さんもたくさんいる先生、学校の先生と書道の先生と二足ワラジの先生・・・そんな方々は短冊にどんな願いを認めるのだろう?
「綾小路先生のお婿さんが見つかりますように」
「綾小路先生がお嫁に行けますように」
・・・はい?
・・・いや、ママは確かに子持ち独身ですが?
「またまた、ご冗談を」
大人のアメリカンジョークだと自分に言い聞かせていると、横からママが口を挟んだ。
「ホントに、みんなでそういうこと書くんだから」
ホントだった。
ってゆーかさ、書道ってさ、もっとこう品とか、格調とか、ワビとか、サビとかの世界で、そういう俗っぽいのどうよ?
「で、ママは何を書いたの?」
「私はね、10キロ減」
・・・た・・・体重・・・・かよ・・・。
「ワビ?サビ?書家のお祖父様に、お母様、舞踊家のお祖母様っていう家庭環境で育っても、かれんちゃんが育つのが伝統芸能よ?」
・・・言い返せなかった・・・
来月は日展の締め切りです。
諸先生方、頑張ってください。

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