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2007年07月28日

●審査基準

「玄蕃まつり」に行ってきました。
最後尾からダラダラ、飲み物のカートを運ぶ私の姿が、地元ケーブルTVに生中継されていたそうです。
揃いの浴衣の連、揃いの半被の連、職場の制服の連、揃いのTシャツに各々がペイントしたものを着ている連、仮装をしている連・・・いろんな年代、いろんな趣向の人たちがいて、すれ違う連を見てるのも楽しかったです。
後半になると、アルコールの勢いでテンションが上がる人たちが続出し、赤フン一丁でハジケけるお兄ちゃんが何名かいる連もあった・・・しかもその連、選挙のノボリとか持ってるわけよ。
「あのフンドシ、どこの連?」
「えっと・・・し・・・市役所・・・」
「品がない」と眉をひそめる人たちもいたが、私は市役所だろうがハジけたっていいと思うし、お祭りだしね、赤フン程度で周り迷惑をかけてるわけじゃないし、本人が楽しくてやってればいいんじゃない派。
私の連のすぐ近くには、地元の中学の3年生が先生を連長にクラスで参加していた。
こちらはクラスみんなで、「盛り上がろうぜ」というオーラが出ていました。
休憩時間に少し話をしたんだけど、礼儀正しくて、とってもカンジのいい子たちでした。
最後に最優秀賞を頂点に、かっこいいで賞とかいろんな賞の発表がありました。
でね、赤フンの市役所が何賞なんだかよく聞こえなかったけど賞を取り、中学生は何も取れなかった。
市のお祭りだしね、審査員に市長がいるしね、いいけどさ、酔って、脱いで、自分が楽しいお祭りな人たちと、中学校最後の夏休みにクラスで一丸となって参加して盛り上がっている連、賞に値するのはどっちだろうか?と考えたら、私は後者だと思うんだけどなぁ。
終了を告げるアナウンスの後、中学生に「お疲れ様、賞、取れたらよかったのにね」と声をかけると、「賞、ほしかったっすね」と苦笑いをした少年の顔に祭りの終わりを実感した。

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