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2007年05月29日

●新幹線と釜飯

職場の組合の偉い人が来て、下々のご意見を聞いてくれるという集いに出席。
半年ほど前に行われた前回の集いにも出席したわけですが、その際に「集約してきてください」というので、職場のみなさんにご協力いただいて、みんなで一生懸命に集めた貴重なご意見・・・グループ懇談会の場で発表しただけで「持って帰っていいよ」と言われ、非常に不快、且つ、不信な思いを抱いて帰ってきまして、そして今回。
前日に渡された集合場所、時間等の書かれた紙に「ご意見を集約して書いてください」と3行分のスペース。
だから私は言いました・・・「それでは、集約してきたご意見を発表してください」ということで、自分の番が回ってきたときに。
前回の対応、今回のことを踏まえ、「意見を聞く気があるんですか?こうして集まる意味があるんですか?」と。
各自が取りまとめた意見の発表が始まってからもずーっと、組合の偉い人は交通費の清算のための金勘定をしていました。
その後、金勘定を終わらせて始まったのは、「この席を設けるために、金も時間もかかっているんだ」という言い訳と、「組合だってタイヘンなのよ」という自己弁護が延々続き、各自の問いかけへの明確な回答はなく・・・
例えばね、「この問題は、組合で取り上げて会社にかけあいましょう、これは各自の職場で解決してください」とか、組合も資金も時間もタイヘンだというなら、そういう交通整理をすることで、流れがスムーズになると思うんですよ。
なので、「私たちも、問題がすべて解決するとは思っていないし、すぐに解決するとは思っていません。私たちは自分たちが上げた意見が、どこで、どう処理され、現在、どうなってるかが知りたいんです。自分たちで解決していいものはそうします、そうでないものはどうなっているかということなんです・・・例えば、随時の報告でなくとも年数回発行されている会報の中で報告できると思いますが、そういうことについて、どうお考えですか?」と具体的に聞きましたよ。
・・・結局、答えてもらえませんでした・・・
日本語が通じなかったんですかね?
喫煙所で一緒になった出席者・・・私と同じ下々の立場の方々・・・から「あなたの発言に拍手しちゃった」とか、「あのオバサン(組合の偉い人)、どうしてみんなが話してるときにお金数えてるのかな?」とか、「結局あのオバサン、新幹線に乗って釜飯持って帰るだけじゃん」という声があがっていたことを、組合の関係者は一体、どれだけ認識していただろうか?
しかもね、ひとり1個で配布された釜飯、組合の偉い人が4個持って帰ったの、みんな見てたよ?
そうか、私が日本語で言ったのがイケナかったんだよね?
そういうことだよね?
でなきゃ、あーんなに話が噛み合わないわけないもんね。
ごめん、今度はちゃんと通じる言語で言えるように勉強しとくよ。
でもね、職場のみんなに報告したら、絶対に言われちゃうよ・・・「えー、うちらの組合費って、なに?その日本語の通じないオバサンの新幹線代と釜飯4個分に消えたわけ?」って。

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