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2007年04月21日

●悪徳マルチ商法事件終焉編

AUさんの元へ、クーリングオフの成立の連絡に併せて、商品の返却を求める通知が届いたため、開封分も含めて返却・・・書類のコピーや商品の写真は全部、警察で押さえてくれてあるから一向に構わないわけです。
で、送ったところ、やっぱりきました。
「開封分の請求書」
金額にして数万円・・・AUさんにとっては大きい金額である以前に、欲しくもないものを無理やり買わされ数万円というが根本的に間違っているよね。
まずは消費者センター経由で、印鑑が本人のものでないことなどを挙げて、「契約の意思がないのにさせられた契約」であることを理由に支払いの拒否を伝えてもらう。
ここが突破された場合は、AUさんに現金の実害が生じる・・・つまり、警察が動くときなわけです。
こんな2重ガードで、最終決戦に臨んだわけです。
結局、1ヶ月ほどの時間を要したのですが、消費者センターの相談員の方の腕のおかげで、AUさんは1円も支払うことなく、コトは片付きました。
この会社は「アインサイエンス株式会社」という健康、自然食品を扱っている会社です・・・同名の別の会社があるので、お間違えのないように。
ここの商品の効能については、私は使っていないのでわかりませんし、この会社の商品を販売している人がすべて、こういう手口を使っているとは限らないかもしれません。
しかしながら、実際、私とAUさんは消費者センター、警察でも「非常に悪質だ」と言われる手口で、望まない商品を契約させられたのは事実であり、「社長」と名乗る人物から名刺も渡されている以上、Kさん個人の責任だけではなく、会社にも責任があると思うので、会社名を明記させていただきます。
自分自身が経験し、今、思うことは、マルチ商法など、「望まない契約」に直面し、「逃げようがない」と思ったら、冷静、とりあえず契約書に判を押し、その場を立ち去ること。
そして、書類、名刺などはすべて捨てずに保管し、商品が手元にあるときには、絶対に開封せずに、早急に消費者センターなどの担当機関でクーリングオフの手続きをしましょう。
相手が何て言おうが「クーリングオフ」は、消費者の絶対の権利なんです。
最後に、この件でお世話になった消費者センターの担当さん、警察署の刑事さん、励ましてくれた松下由樹似のマネージャー、愚痴を聞いてくれた綾乃タスクすけちゃん、アレコレ調べものを手伝ってくれた土方さんへ・・・
心細い気持ちになったとき、辛かったとき、不安だったとき、みなさんの心と言葉が、私を支えてくれました。
本当にありがとうございました。

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