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2007年04月09日

●悪徳マルチ商法事件同行編

AUさんに同行して、消費者センターへ。
AUさんは仕事の合間の雑談の中で、将来的に医療関係の仕事をしたいと話したところ、Kさんから「あなたの将来に絶対に役に立つから」と話を持ちかけられという。
マルチ商法も、またその組織、収入のシステムもよくわかっていなかったという・・・おそらく、私同様、「儲かるから」とか「私が教えるから大丈夫」としか言わなかったんだろう。
世間知らずと言われればそれまでだけど、今年、成人式を迎えたばかりの彼女にとっては、不思議だと感じても、信頼していたKさんの話に「こういう仕事もあるんだなぁ」と思ってしまったのも、無理はないのではないかと、私は思います。
それでも、やはり彼女の年齢にしたら大きい金額のローンを組むことには抵抗があり、契約のときにワザと印鑑を持って行かなかったそうだ。
ところが、「じゃあ買ってくるから」とそこのスタッフが印鑑を買ってきて、それで捺印させられたという。
私も消費者センターの職員さんも同時に「買ってきたぁ?」とオウム返し。
おまけに、私が契約をした日は、法的にAUさんの契約が成立してちょうど20日目・・・通常のクーリングオフの期限の切れる日なわけで、これには消費者センターの方も「ホントに巧妙で悪質だ」と言ってました。
でも、AUさんが知人の助言で「辞めたい」とKさんに申し出たとき、「あなたはかれんさんの紹介者になってるからダメだ」と拒否されたそうで・・・ちなみに、そのときまだ、勧誘もされてなかった・・・「不実の告知」により、彼女の期間は延長になるため、クーリングオフが成立しました。

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