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2007年04月02日

●悪徳マルチ商法事件序章編

1年ほど前に、マルチ商法に勧誘遭い、そのことを当時のweb日記に書いていたのですが、途中で中断してしまいました。
というのも、私自身のコトはあっさりカタがついたのですが、もうひとりの被害者AUさんのほうが厄介なコトになってしまし、警察も絡んだ状態になってしまいました。
で、こちらの動きを先方の会社に知られると厄介だったので、掲載を中断していましたが1年経ったのでコトの顛末を書いていこうと思います。
1年ほど前のある日・・・
同じ店で働いているKさんに誘われ、飲みに行くことになった。
前にも、食事に誘われいたけれど、都合で断ってしまったのと、その店がめちゃめちゃ行きたかった店だったので、風邪気味に加え、翌朝6時出勤ではあったけれど出掛けました。
飲みながら、店をもっと良くするために、うちらにできることは何か・・・なんて話をしたりしてたのね。
そのうち、話が変わってきて、Kさんには本業があり、それを手伝ってくれる人を探してると・・・で、「かれん、どーよ?」と。
「どーよと言われても・・・どんなことやるんですか?」
代理店で、その営業だという・・・しかも、業界でも名前が知られている、由緒正しい商品だという。
とりあえず、やる、やらないはもっと商品や会社のことを聞かないと判断できないというカンジ。
「実際に試してみてほしいんだ。」
確かにね、明治のカフェオレも、伊藤園の金の烏龍茶も、SONYのカメラも、キャンペーンの仕事の説明会のときは必ず、「実際に試す」はする。
「そうですね、値段はどのくらいなんですか」
「えっとね・・・」
定価で買うより、まとめ買いの方がお得だから、こっちにしない?と、高額ローンをオススメしはじめた。
・・・ナニカガオカシイ・・・ゼッタイオカシイ・・・
心の危険信号点灯。
Kさんの真意のほどはわからないが、とにかくこの話は降りたほうがいい。
でも、「ヤダ」とか言っても、「なぜ?」になり、その「なぜ」には周到に用意された反論が返ってくるだろう。
明日は6時から仕事・・・とりあえず、一刻も早く帰るために、ここはすべて「そーですねー」の笑っていいとも戦法しかない。
最短コースで話を終わらせ、それでも帰る頃にはすでに店が閉店し30分は経過していた。
「じゃあ、明日は事務所に来てね」と言われ、心の中で「はい、明日は熱が出ることになってます」と答え、店を出ると、更なる衝撃が待っていた。
「あ、社長・・・」
Kさんの東京本社の社長なる人物と、女性スタッフが「偶然」、「同じ店」で飲んでいて、「偶然」、「ほぼ同じ時刻に」店を出てきたと言う。
店でゴネたり反論してたら、囲まれていただろう。
「すごい偶然だね」と、驚き喜ぶ、いい年こいた大人たちの小芝居を、冷めた目を気取られないように眺めてつつ、危機一髪とはこういうことを言うんだなと、帰宅の徒につきました。

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